さて、値動きが激しいということを「ボラティリティが大きい」と表現します。
このボラティリティとは、原資産の値動きの激しさであり、
日時収益率の分散の大きさをさします。
まったく値動きをしない状態は、
収益率は0で、分散も0です。
逆に値動きの激しい銘柄は
収益率はゼロはなく、分散も大きくなります。
では分散が大きくなるときはどのような時期でしょうか?
分散が大きいということは、値動きが激しい、つまり、取引量が一気に増えるときです。
急上昇をすると、利益確定の動きから値下がりするということがあります。
また、
下落すると、押し目買いがはいることがあります。
ということは、日時収益率が、時系列平均値から、いくらかの分散以上、以下であるとき、翌取引場営業日はその反動をみこめる、という可能性がありますね。
いわば「カイリ率」の収益率版とでもいえるでしょうか。
「収益率乖離」という項目を追加しますので、ぜひ参考にしてください。
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