タタモーター
サティヤム
ICICI銀行
ウィプロ
インフォシス
の5銘柄の取り扱いがあります。
今回はタタモータの動向を元に分析していきます。
まず、インド企業なのでインド市場に上場しています。
ワラント対象はADR(アメリカの預託証券)なので、アメリカに上場しています。
インドでの動向と、アメリカでの動向、それぞれに違いはあるのでしょうか?
その点について、ADR上場時点からの時系列データを下に分析しました。
以下はエクセルによるデータ分析の結果です。
TTMはアメリカ市場でのタタモーターを表し(ティッカーがTTM)
TATAはインド市場でのタタモーターを表します。
基本統計量
両標本の日時収益率の母集団の平均値は95%の確立で等しく、
母集団の日時収益率の信頼区間の上限、下限ともにほぼ同じである。
相関値
相関値も0.61とほぼ連動していると考えてよい。
以下のグラフは、縦軸にアメリカ、横軸にインドそれぞれの日時収益率をおいた散布図である。
グラフを見てもわかるように、相関があり、インド市場で10%値動きをしたときには、アメリカ市場では6.5%の値動きをする可能性があるということがOLSによる回帰分析からも導き出せます。
小難しい話でしたが、以上のようにまとめることができます。
◎インドにおける動向を参考として
アメリカ市場における値動きを読むことができる
インド市場は日本時間の19時ごろに終わり、
アメリカ市場は日本時間の23時半(サマータイム中は22時半)からですので、
インド市場での動向を参考にしてから日本においてアメリカ市場が動き出す前にワラントを購入しておくことも可能なのですね。
以下はエクセルによるデータ分析の結果です。
TTMはアメリカ市場でのタタモーターを表し(ティッカーがTTM)
TATAはインド市場でのタタモーターを表します。
基本統計量
TTM | TATA | ||
平均 | 0.12% | 0.10% | |
標準誤差 | 0.00079 | 0.000831 | |
中央値 (メジアン) | 0.000569 | 0 | |
標準偏差 | 0.022624 | 0.023819 | |
分散 | 0.000512 | 0.000567 | |
尖度 | 0.698052 | 3.647191 | |
歪度 | -3E-05 | 0.085404 | |
範囲 | 0.162431 | 0.267869 | |
最小 | -0.08034 | -0.10495 | |
最大 | 0.08209 | 0.162916 | |
合計 | 0.993113 | 0.861186 | |
標本数 | 821 | 821 | |
信頼区間(95.0%) | 0.00155 | 0.001632 | |
上限 | 0.28% | 0.27% | |
下限 | -0.03% | -0.06% | |
σ | 2.26% | 2.38% |
両標本の日時収益率の母集団の平均値は95%の確立で等しく、
母集団の日時収益率の信頼区間の上限、下限ともにほぼ同じである。
相関値
TTM | TATA | |
TTM | 1 | |
TATA | 0.61892 | 1 |
相関値も0.61とほぼ連動していると考えてよい。
以下のグラフは、縦軸にアメリカ、横軸にインドそれぞれの日時収益率をおいた散布図である。
グラフを見てもわかるように、相関があり、インド市場で10%値動きをしたときには、アメリカ市場では6.5%の値動きをする可能性があるということがOLSによる回帰分析からも導き出せます。
小難しい話でしたが、以上のようにまとめることができます。
◎インドにおける動向を参考として
アメリカ市場における値動きを読むことができる
インド市場は日本時間の19時ごろに終わり、
アメリカ市場は日本時間の23時半(サマータイム中は22時半)からですので、
インド市場での動向を参考にしてから日本においてアメリカ市場が動き出す前にワラントを購入しておくことも可能なのですね。
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