2008年3月2日日曜日

ジェンセンのαの評価

はい、2度目ですね。
先日は為替の影響をもろに受けた任天堂

売られすぎから上昇したセガサミー

などをリストインさせることができたようです。

今回のは以下のとおりとなっております。

ジェンセンのαマイナス(過小評価で上昇の可能性のある銘柄群)
中外製薬
j(α)=-0.0031

タミフルの企業ですが、過小評価というよりも、実際に業績に影響がるのでしょうか?
中外製薬の財務分析

前期 2期前 3期前
決算発表日 2008/1/30 2007/2/7 2006/2/9
売上高営業利益率 19.00% 17.00% 24.00%
売上高経常利益率 19.00% 18.00% 24.00%
売上高当期利益率 11.60% 11.70% 16.00%
一株利益 73.23 69.26 97

前期の決算発表以来、ものすごい下落をしています。
インフルエンザがそこまで流行しなかったことも影響しているのでしょうか?
一株利益は2期前に比較して改善されているものの、市場の反応は材料出尽くし的な反応だったのかもしれません。

市場相対的に下げすぎているのは確かですが、長期トレンドで下落しているので、手を出しにくいのは否めないですね。

次いで

ケネディクス
j(α)=-0.0029

チャートの形状はボリジャーバンド下限から上限、そして持合いといわゆる「フラッグ」の形状ですね。
調整が解消されたのち、パラボリック支持で上昇するかもしれませんね。
RSIでは上昇基調でかつ、まだ余地を示しておりますので、16000から16500を目指して上昇する可能性があるでしょう。
インザマネーが存在しないので、期間の長いコールの18回あたりがディケイが少ないのではないでしょうか?

続いて
長谷工コーポレーション
ジェンセンのαは-0.0023

ストキャスティック、RSIともに上昇基調を示していますね。
コールを買うとしたらインザマネーが存在しないので権利行使価格の近い
コール56回が一番デルタがあり(0.4)価格変動しやすいと思われます。


では逆に何らかの影響で下落する可能性のある企業です

まず
日本製鋼所5631

日経平均の動向と比較したグラフはこちらです


資源関係の価格上昇を受けて値上がりしているものと思われますが、
市場から相対的にアンバランスになるほど上昇をしていることがお分かりいただけると思います。
いずれ調整されると仮定すると、ボリジャーバンド上限を押し上げての上昇を終えた時のベア相場はいずれ来るでしょう。
その際には、プットの4回か5回を購入するとよいでしょう。

つづいて面白い企業が
コマツ
ですね。
海外進出しており、アジア各国での成長によるインフラ整備のための重機の販売が好調であることは周知の事実ですが、(知らなかった人はニュースなどでぐぐってくださいね)ドル安の影響を受けて、企業業績への影響があると思わる企業の一つと言えるでしょう。
権利行使価格の2500円も割り込む可能性が濃厚であるといえるので、満期日まじかではありますが、プットの7回などを購入するのもおもしろいですね。

金曜日のダウも2.51%下落しているため、
月曜日の寄り付き時点で日経平均もかなり下げてくるのではないでしょうか?

さて、みなさん、プットはかっていますか?

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