2007年2月7日水曜日

説明

私の考えるeワラントの投資方法として、まずは参照原資産の推移を見極めることだと思います。


そのためにはまず、株価のトレンドを読むことが大事です。
あがっているのか、下がっているのか。

それを見るための指標がパラボリックです。
買いに転換したときに買い、売りに転換したときに売るための、ポジションを示してくれるための指標です。

株価のトレンドで、買いサイン、売りサインが出ている銘柄があったら、今度はワラントの回号探しです。

買いサイン(上昇トレンド)ならコール
売りサイン(下降トレンド)ならプット

そこでここから戦略は2つに分かれます。

①インザマネー回号を買う

②実効ギアリングの高い回号を買う

まず①。
インザマネーの銘柄であるということは、価格の弾力性があるということです。
つまり、ワラント価格を構成している部分のうち、権利行使価格と実際の価格の差がワラント価格となっているからです。
これならば今後の変化についてもほぼ比例して価格変化をしてくれるといっていいでしょう。

次に②
実効ギアリングの高い回号を買うということは、レバレッジ効果をねらいます。
しかしながら、これは短期で上昇した場合のみに有効であり、あまりにも実効ギアリングの高い回号は権利行使価格外ですし、デルタ(原資産にたいするワラントの上昇率)も小さくなってしまいます。

また、原資産のトレンドがいつ転換して、売り相場になるかもわからず、それまでワラントを保有することを頭においておくと、戦略①のほうが戦略としては優れているといえます。
トレンドの周期などは読めるものではありませんし、あがり続けることで権利行使価格以上になることのできるアウトオブザマネーの回号を買ったほうがイイのかもしれません。
しかしそれは希望的観測にしか過ぎず、上昇トレンドだから、といって安直にアウトオブザマネーの回号をかうと損失を被ることになる可能性だってあるのです。

よって、このブログで紹介しているのはeワラントの原資産のトレンドであるといっていいでしょう。
また、トレンドの転換点にeワラントを仕込むことでより高いパフォーマンスが得られることと思います。
トレンド転換点でトレンドに沿ったインザマネー回号を買う。
これはeワラントのリスクをコントロールする最良の方法ではないでしょうか?

0 件のコメント: