2007年2月23日金曜日

投資の原点

個人投資家として、思うことがある。
市場における収益率以上の利益を出すことはコンスタントに可能だろうか?
相対的に利益を出し続けるということは、難しいと思う。

株、派生商品を「トレード」するような利ざやとりをするときには、トレンドを見ることが重要であることは述べた。ならば儲け続けることは可能なのだろうか?
答えは難しい。

短期的にはレバレッジ効果のある「eワラント」やよくはしらないが「FX」のようなものでもうけられるのかもしれない。
しかしリスクが高い商品であり、「リスクテイク」のもとにリターンを追及する商品である以上、利益を出し続けることは難しく、損失を最小にするような戦略が運用にあたりせめてものいい方法だと思う。

ならば簡単に大もうけをすることを年頭にしたリスクテイクによるトレードは容易に行うべきではないと思う。
ならばどうすればいいのか?コツコツためて、すこしずつ株式に「投資」するという方法が資産を形成するという視点からも有効であると思う。

投資信託があふれ、投資信託ブームにまかせて、投資信託は証券マンや銀行マンにかせられたノルマで叩き売られているという批判書をみかけるようになっているのだが、偏ってはいるものの、1つの意見である。

市場平均相応のリターンを追及するインデックスファンドや、
新興国のインフラ関連に「投資」するファンド、
または、世界中の公益(電気ガス水道)などのインフラ関連の配当を受けるためのファンド。
などなど、長期的に見て、「投資」という観点からみると相応の投資信託はあると思う。

個人投資家と、
個人トレーダー。

1年で巨万の富を築いた人は、その後どこに行くのだろうか。
ウサギと亀ではないが、やはりコツコツマジメに積み重ねていくものに勝るものは内容に思う。

eワラントは確かに利益を得るには魅力的な商品である。
しかしその原点が株価の分析であるように、
投資をする、という考え方からいうならば長期的投資家であるべきだとおもう。

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