2007年3月7日水曜日

参考書紹介

ワラントをやっている方で、大体お読みになってるんだろーなって本を紹介します。



こちらは私が読んだ2冊目ですね。というかワラントの本は少ないです。
どちらかというと行動ファイナンスの本とかよんで、指標分析とかシステムトレード的な要素をとりいれようとしたんですけどね。

えー、この本を参考にして、RSIとパラボリックを中心にしてるわけです。
窓ひげ理論とかありますけど、そういうのはあまりすきじゃないので、チャートの形状は無視してます。
視覚に訴えるので錯覚も招きやすいので。

「同じ銘柄でどの回号を買うべきか」
という記述では、権利行使価格と実際の価格との関係が、時系列グラフと、正規分布のようなグラフでわかり易く示されています。

この本の特徴として、後半辺りからやたらと大雑把な構成になってることでしょうか?
でもインプライドボラティリティ(ワラントがこれから値動きするだろうという変動確率のようなもの)
のエクセルでの求め方がかいてあったりします。
この本に載っている「自作ワラントシュミレータ」は面白いですね。
ちゃんとブラックショールズ公式にのっとって計算するのです。
これはワラントを始めた当初は目からうろこでしたね。
誰でもできる計算式だからこそノーベル賞受賞したんでしょうね。


で、その「ワラントシュミレーター」つかって回号比較したりもするのですが、気をつけなければいけないのが、「理論価格」と「仲値」です。
理論値が仲値より大きいから鞘よせするかたちで儲かるんじゃないかと思ってやってみたんですけど、どうも計算上の問題らしく、あてにはなりませんでした。結構やられました。トレンド無視してましたから。
でもインプライドボラティリティをもとめてからの騰落率とかは参考になりますね。
あと、残存日数がとても細かいので、どっかのマスでデリート押し続けると徐々にワラントの価値がへっているのがよくわかります(笑)

さて、参考になったかどうかはわかりませんが、一回読んでみることをおすすめしますね。
読んだことのあるヒトのほうが多いかもしれませんね

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