2007年5月11日金曜日

間接金融に疑問

さて、お久しぶりです。
株価のデータベースソフトを買うことにしました。
バイトしてますので、給料が入るまでまってください。。。

今日は金融に関したお話です。

皆さんは銀行に預金していますね。
それは預けている、のではなく、「貸している」という認識をもつべきではないでしょうか?

銀行は、資金を集め、それを貸すことで利息を得ています。
これを間接金融といいます。

生活者(労働者)が直接資金を企業に貸す(出資、融通)するといういみでは、
株式を買うということのほうが、はるかにいいでしょう。

イメージとしては、卸売価格、産地直送でモノを買うような感じです。

就職活動において、銀行業をめざしはしましたが、
社会的な存在意義を考えると、
投資信託会社で十分事足りるでしょうし、
直接投資をしたほうが社会的な金利格差を是正できるはずです。

いま日興と東京東海証券をうけているところですが、
やはりトレーディングやインベストメントに関した認識を持っている分、
ヒトのお金をかすめとっているといってもいい銀行さんに対して不信感を抱きました。

さて、直接投資をするにあたっては、もちろん勉強しないといけない。
でもそこまで細かいことを考えるのではなく、
私たち生活者はもっとシンプルな投資方法でいいと思います。

それが、「効率性の原則」です。

見るべきなのはROEとシャープ指数です。
ROEについては何度か触れていますが、株主資本利益率です。
これは株で調達した資金を以下に効率よく経営に生かし、
利益を上げているかの指数です。

つぎにシャープ指数です。
これはおそらく初めてお聞きになる方も多いでしょう。
シャープ指数というのは、簡単に言うと、市場平均以上の利益を、収益率のブレで割った数値です。

(株の平均収益率-国債などのリスクの低いものの利益率)/株の標準偏差(ボラティリティ)
つまり、、、、
株のリスクプレミアム/株のボラティリティ
ということです。

この数値の値が大きいと、リスクに対して、リターンが大きいということになります。
つまり、お買い得なんですね。

これはノーベル賞をとったCAPMの式の中にもあります。

CAPM:

Ri-Rf=α+β(Rm-Rf)+e
Ri=Rf+α+β(Rm-Rf)+e
株式の収益率=安全資産利子率+銘柄独自の収益率+市場感応度×市場全体の収益率

この2点を見れば、長期投資というのはうまくいくのではないでしょうか?
銀行にお金を貸すよりも、
企業にお金を貸しましょう。

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