2007年12月26日水曜日

ワラントのリスクを減らす方法。

さて、お久しぶりです。
ワラントのリスクを減らす方法をご存知でしょうか。
ワラントの価格を構成しているのは、
「時間価値」「本質価値」の2種類ですね。
本質価値というのは、満期日にインザマネーであり、権利行使価格と参照価格との差額によって生じる価値です。
つまり、コールならば権利行使価格以上
プットならば権利行使価格以下
のワラントが本質価値のある状態です。
時間価値というのは、満期日にインザマネーになる可能性です。
ヒストリカルボラティリティ(原資産の変動幅)が高いと現時点アウトオブザマネーでも可能性が高いので時間価値を持ちます。
しかしながら、この時間価値は日々減少している部分であります。
満期日にはゼロになるのですね。
つまり、原資産が若干上昇して、ワラント価格を押し上げていたとしても、アウトオブザマネーのワラントでは時間価値の減少によって価格が押し下げられ、相対的にインザマネーのワラントのほうが利益を得やすいということになります。

よってポイントその①はインザマネーの回号をかうということです。

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