2012年12月3日月曜日

自動車動向追記


 幸いにも、私の町は今後新たな「チャネル」になりうるであろうスマートフォンのソフト開発に力を入れている集積地でもある。
 大学ではファイナンスについて学んだものの、私は家庭の事情もあり金融機関に就職することができないのだ。
 私事ではあるが、早くに家族を亡くした私の人生は、親戚たちの信用を得るの足る人生ではなかった。
 他人に迷惑をかけてきた私の人生は、そのような心身状態に陥らざるを得なかった環境であることもさることながら、理想と現実のギャップにいつも苦しめられてきたのだろう。
 しかし今は過ぎた事をとやかく言うつもりは無い。これからの人生を描くにあたり、右往左往はしているが両親や伯父や叔母、祖父の言いつけを守りながら生きていこうとすると、なかなかうまくはいかないのだが、今私がしていることはスケールがケタ違いとは言え地球規模で物事を考えることができるようになりつつある私を試したいのだ。
 語学を嗜むべきなのだろう。人とコミュニケーションをとるにあたってはどうしても必要なことだ。今は翻訳ツールに頼ることで、文章を通して私の想いをつづることが精いっぱいだ。
 先の土日は日本はいつもよりも寒い。美しい紅葉が訪れたかと思うと、シベリア寒気団が訪れ、北海道では公共の送電網が破壊されるほどの嵐が起きたほどだ。
 日本は四季美しく、自然の厳しさにさらされている国で、先日電気が亡くなっても平気だと書いたのだが、電気がとまったことによる低体温症で高齢の方が亡くなってしまったという報道を受け、考え方を改めざるを得なくなった。

 日本にはこのような諺がある。
 「地震、雷、火事、親父」
 怖い物の例えだ。
 昨今では女性の社会進出によって、男性の威厳というものはそがれているのだが、コミュニケー ションを円滑に行おうとするとき、女性の方が優れているのは、古代から延々と続く情報交換をする習性からだろう。
 では男性の得意とする所は狩猟なのか?
 狩猟という言葉をいろんな社会的事象に置き換えて考えると、男性社会というものはどこまで行ってもタテ組織の社会で、その中に置いて力を発揮する広義の官僚機構なのかもしれない。
 日本という経済が、異質の文化を取り入れながら発展し、現代の経済が停滞か衰退か、はたまたただの「スランプ」なのかという判断はつきかねるのだが、こういう時こそチャンスだと私は考えてわくわくしてしまう。
 不屈の精神とでもいうべきか、どれだけ苦しい状態にあろうとも美しい自然と夜空と月を見上げる事が出来るからこそ、このような余力が生まれてくるのだろう。
 だからこそわたしは経済や政治のニュースの二の次には、地球環境のことをすかさず述べられる。
 経済発展と環境保護。この相反する二つの物事を考えるのは非常に難しいことだ。
 経済という言葉は古く日本においては「経済の力を持って民を助けうるものである:経世済民」と表現されてきた。
 等しく国の運営というものと考えると、つちかわれた企業経営の精神というものは国政に生かされるべきなのかもしれない。
 しかしながら現代に置いては、ルネサンス時代のような万能人をもてはやす風潮は無く、分業こそが社会組織運営における最善策として執られてきた。
 もっとも顕著に表れるのが国の教育体制だろう。
 豊かな人間性を育もうと試みたものの、「ゆとり世代」といわれる言語能力、応用力の低い世代が育ってしまったことは日本にとっては失策と言える。
 核家族化が進んだ社会背景が、子供の人格形成に大きく影を落とし、伝統文化を軽んじ、商業主義に浸かり、モノがあふれかえっているのだがその実人間関係が希薄な「空虚」な人間が育っているのも否めない。
 その空虚な社会生活を送る日本人が抱える特有の「ストレス」というものは、日本人をむしばむ一方で、閉塞された社会環境がそのはけ口を探し出すのだ。
 そしてそのはけ口として、文化的な活動であったり、経済活動であったり、コミュニティを形成したりと、正常な方向に向かうのが望ましいのであるが、時々ワルがでてくるのは仕方がないことだろう。
 おそらくこれは、自分がしてしまった「失敗」の自己弁護に過ぎないのだが、世の中というものはそういう風にできているのだなと思う。
 だからこそ、私は新たにこれからの人生を歩んでいく必要があるのだろう。
 宮沢賢治の「アメニモマケズ」をときどき思い出しては、今日もまた、夜は更けていく。



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