2007年2月19日月曜日

eワラント入門4

eワラントを購入したとしよう。
値動きの激しい商品なので、値下がりすることもある。
いきなり50%ほど損をすることもある。

そんなeワラントに限らず投資に大切なのは、損切りであると思う。

買値の80%まで値下がりしたら売るような注文を、購入時には出しておくと、もし値下がりしたときには買値の80%で自動的に売りに出され、それ以上損をすることは少なくなる。
それぞれの投資するスタイルにもよるのだが、損失を最小に抑える戦略(ゲーム理論のゼロマックス戦略)は投資を続けることができる戦略といえよう。

eワラントを買うときには、同時に売り注文を出しておくべきだと思う。

どうすればそんな注文が出せるのか、というと、「逆指値」という注文方法だ。
その注文方法を日本で一番に取り入れたのがカブドットコム証券であり、
いまでは取引において注文方法のひとつとして色々な証券会社が取り扱っている。

次に、利益が出ているときの確定の方法だが、行動ファイナンスのプロスペクト理論から、1万円儲かるときと、1万円から2万円もうかるときでは喜びの感覚が麻痺していく。
30万円儲けているときから20万円に減っていたとしても、10万円分の損失ではなく、10万円分の利益の低減と感じられるので、そこまでの感覚はない。
ここで最もいいのではないか、という利益確定の仕方だが、最高値では売り抜けることは無理だと思う。
そこで最高値からx円値下がりしたら売りに出す、という注文方法だ。

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