2007年2月12日月曜日

eワラントを始める前に

eワラントとは、金融派生商品です。
始める前には、基本的な株式投資の勉強をすることをオススメします。
そのなかでも、テクニカル投資(チャートの形状を分析する手法)の勉強をしましょう。

テクニカル分析の前提には次の3点が挙げられる。

1:株式市場における需要と供給の結果として現れる株価は、市場におけるすべての利用可能な情報と、人々の意見を含んでいるということ。テクニカル分析は、市場価格の推移を分析するものなので、市場の均衡のゆがみを早い段階で察知することができる。

2:テクニカル分析の主目的はトレンドを派遣し、これを利用することである。

3:歴史は繰り返す、というものである。
*「行動ファイナンス―市場の非合理性を解き明かす亜tらしい金融理論」ヨアヒム・ゴールドベルグ著より引用

テクニカル分析をするときには、単純にチャートの形状を見るものと、指標分析によるものがある。

モメンタム線、RSI、ストキャスティクスなどである。
モメンタム線とストキャスティクスは、一定期間中の価格変化を上昇の勢い(価格差や収益率)で示し、数値の推移で高値転換点、安値転換点を見分けようとするものである。
RSI(相対力指数)は買われすぎ、売られすぎを判断する指標である。
70%以上を売られすぎ、30%未満を買われすぎと判断する。

その次にパラボリックというものがある。
正式名称をパラボリック・タイムプライスシステムという。
トレンドは加速度的に勢いを増していくものであり、勢いが衰えたところでトレンドが終了し、転換するというものである。
*「「eワラント」必勝テクニック―フィスコトップアナリストが直伝!」より引用

そのパラボリック転換点によるトレンドを察知し、買いサインの時にはコールをかい、売りサインの時にはプットを買う。そうすることでトレンドを確実に捕らえたeワラントの投資ができるでしょう。

その意味で、このブログでは原資産のトレンド転換点を教えていこうと思っています。
投資システムにお金を払うのはもうやめにしましょう。
さらにいうならば、トレンド転換点を迎えたときにワラントのどの回号がインザマネーなのか、そこまで詳細に解説できるようになれるといいと思っています。

別に証券会社でデリバティブ部門に所属しているわけでもなく、実績って行ってもインドに投資していただけですが、ワラント投資を3年半続けてきた性分ですので、ワラント初心者の役に立てたら幸いです。

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