2007年3月9日金曜日

プットとコールを買うと。

今日はストラドルについてと、リスクテイク、リスクヘッジについての話です。

同じ銘柄でプットとコールを買うことをストラドルをはる、といいます。

でも両方買うと、片方の利益を片方が打ち消し、片方の価格がゼロにならないと純利益にはならないんですね。
まーいわゆるリスクをヘッジする、という考え方ですが、利益を得るための戦略ではないですね。
ポートフォリオ選択問題の応用をしてインドのADRでポートフォリオを組んで、プットとコールを混ぜて買ったことがありました。
もちろん利益は相殺され、逆に損失も相殺されました。
しかし、ポートフォリオ選択問題における時系列データの取得などから考えると、1年間の「ADR」所有に関していえばそれでボラティリティが最小になり、利益を得ることができるかもしれない。
ポートフォリオを組むということは、リスクを抑えるということであり、利益を追求するという目的とは相反する。

つまり、

リスクテイク



リスクヘッジ

があり、同一銘柄でプットとコールを買うと利益が相殺される。
ボラティリティが最小ということは、
値動きが最小=原資産からの変動があまり無いようになる=ワラントでも原資産からの変動があまり無いので、利益を生みにくい。となる。

一方、どちらかのポジションを取る
リスクテイク

原資産の変動が大きいためハイリターンをうむ。
もちろん損失を生むこともある。

そこは逆指値でリスクをコントロールすればいい。
それだけのことです。

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