ハイ、今回は自動車業界を取り巻く環境の変化についてお話します。
2007年の世界販売台数トップはGM,トヨタが936万台、フォードが655万台です。
先日、独ポルシェがフォルクスワーゲン(以下VW)を買収、、という報道がありました。
VWの経営陣はポルシェによる買収を歓迎しており、
同時にVWはスウェーデンのトラックメーカー大手、スカニアへの出資比率を38%から68%へと上げると発表しており、世界販売650万台の巨大自動車連合が誕生する見通しである。
これは日産・ルノーの企業連合を抜く販売台数(2007年時点のデータではあるが)であり、世界4位につける可能性がある。
また、印タタモーターがジャガーを買収するという報道もなされていました。
ジャガーはフォード参加なのですが、フォードとタタ間で調整が続けられているようです。
かつてイギリス領インドだったのが、自動車メーカーではありますが、インド領イギリスになったようでおもしろい状況といますね。
また、欧州と言えばディーゼルエンジンが市場の主流であるという事実があります。
トヨタはディーゼルエンジンの販売が今年1月末時点で2000万基に達したと発表しており、国内のディーゼルエンジン技術に定評のあるいすゞと共同で排気量1600ccのエンジンを開発している。
富士重工(スバル)についても欧州で低公害型ディーゼル車の販売に参入している。
ここでお分かりいただきたいのが、国内市場の縮小という視点である。
トヨタは過去最高益を更新する成長企業であるといえますが、国内市場は市場が縮小しており、国外での収益のほうが多いといえるでしょう。
培った技術をもとに欧州市場へ進出を続ける国内自動車メーカーの動向には注目したいですね。
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