2008年3月10日月曜日

eワラント入門⑦(学術的アプローチ)



価格の特徴をとらえるために、 の比較のため 6500055000で、それぞれの 1.15%と0.1%で、 270(0.7397)10(0.0274)とし、求めたものが表1である。

2-1.コールワラントの価格

 

 

 

T

 

270(0.7397)

10(0.0274)

X

σ

σ

σ

σ

 

1.15%

0.10%

1.15%

0.10%

65000

15.31

4.68

4.97

4.97

55000

6.47E-22

0

0

0

2-2、図2-4の合成された曲線の積分が満期時点のワラント価格の期待値である。それを金利や配当率をもとに現在価値に戻し、1ワラントあたり株式数を掛けると、eワラントの理論値を導き出す事ができる。表2-1の結果から、 では、 のほうがワラント価格は高く、図2と図4を比較すると合成部分の面積にも違いが表れている。また、 が大きいほうが価格は高くなる。価格変動が小さくなると確率密度が小さくなる(3)ためと考えられる。これは図2-1と図2-3の比較でもわかる。 かつ が小さい状態では価格はほぼゼロである。また、アウトオブザマネーの状態では満期日が近付くに従いワラント価格がゼロに等しくなる。



数あるブログの中から、当ブログを訪問していただき誠にありがとうございます。

ワラントブログランキングに参加しております
いつも皆様の支援をいただき、ありがとうございます。
FC2ブログランキングヘ
にほんブログ村 先物取引ブログ eワラントへ

0 件のコメント: